消臭抗菌・空気清浄コート

消臭抗菌・空気清浄コート

消臭抗菌・空気清浄コートとは About

消臭抗菌・空気洗浄コートは、室内の内壁向けに開発された商品です。

光触媒では解決できなかった光が当たらない場所や、暗い室内でも長期で消臭・抗菌効果や空気清浄効果が発揮されるコートです。

車を積んでいるトラック

効果について

  • 長期消臭効果
  • 除菌・抗菌効果
  • 空気清浄・
    リフレッシュ効果
  • 防カビ
  • 抗酸化・
    活性酸素除去効果

使用できる箇所

室内・車内全般(天井、壁、カーテン、カーペット等)

4つの素材について Material

BANSEI水溶液植物性有機炭素ナノシルバー植物性アモルファスケイ素
抗酸化消臭効果消臭抗酸化
消臭抗菌消臭効果
抗菌防止カビ効果
防カビ
VOC軽減効果

BANSEI水溶液・・・フィトケミカルとは

BANSEI(フィトケミカル)は100%植物性の抽出液です。
その中でも、昔から薬草として使用されてきた「イタドリ」「柿の葉」「よもぎ」は「消臭・抗菌効果」「抗酸化効果」がある機能性添加物になります。

  • イタドリ

    イタドリ

    イタドリは、酸化を防止します。細菌感染の進行を抑える抗生物質や抗細菌剤となるレスベラトロールというポリフェノールを含む植物です。イタドリは蓼科の植物ですが蓼の葉は酸っぱくて不味いと言われていますが、人々が食用に利用しているのは、優れた酸化防止作用があるからです。

  • よもぎ

    よもぎ

    よもぎは昔から、肩こり・神経痛、しもやけ、痔、冷え性、腰痛、疲労回復、等の効果があげられていました。また、よもぎは擦り傷や切り傷の止血剤としても使用され、強力な殺菌効果、消臭効果、抗菌効果、抗酸化効果に優れた、タンニンやフラボノイドを豊富に含んでいます。

  • 柿の葉

    柿の葉

    柿の葉には防水、防腐、防虫効果、ホルムアルデヒド分解効果、等があります。ビタミンC(アスコルビン酸)のほかに、フラボノイド配糖体のアストラガリン、ミリシトリン、やカロチン、パントテン酸、タンニンが含まれています。

100%植物抽出液から精製されたフィトケミカルの効能

抗菌効果

フィトケミカル加工済み・未処理の比較

試験先: (財)日本化学繊維検査協会
BANSEIを添加した袋では、食品の 鮮度が長持ちする為、
有害な活性酸素を消去し、食品の 鮮度維持、 素材の劣化防止に効果 を発揮します。

消臭効果

消臭効果の試験結果グラフ

シューズ用のライニング材、インソール材などに使用される織物生地にBANSEIを塗布し検証しました。

(財)日本化学繊維検査協会で試験を行い、
悪臭の元であるアンモニアガス、酢酸ガス、イソ吉草酸ガスの除去性能評価試験と、抗困性について、現品と洗濯1 0回後の試験で、いずれも高いレベルでの証明結果を得ました。BANSEIの加工機布は抗菌、防臭の基準に合格し(柑繊維評価技術協議会のSEKマーク(ブルー)を取得認証番号『247Z05』抗菌、防臭加工加工セーレン(樹を取得しています。

抗酸化効果

肉とバナナの鮮度の違い

万世を添加した鮮度保存袋と無添加袋での経過観察

万世の抗酸化効果:肉とバナナの経過観察
かいわれ大根の鮮度の違い
万世を添加したかいわれ大根の鮮度の違い

水溶性有機炭素
(オーガニックカーボン)
Organic carbon

水溶性有機炭素は、一般社団法人新環境技術評議会が早稲田大学との2年間にもわたる研究により開発がされました。

水溶性有機炭素は小豆を無酸素状態で熱処理で生成した物質です。製造方法は伝統的な炭焼きと似ていますが、炭焼きより低温で短時間で処理することが異なります。完全には炭化させないことがポイントです。

結果、水溶性有機炭素は水溶性だが、木炭と同じ消臭の効能も持っています。

各試験結果

ニンニク臭気・納豆ペースト臭気抑制実験結果

酸化銀 Silver oxide

酸化銀は、ご存知の通り、酸素と銀が付着したものです。ただ結びつきが非常に弱いため、熱を加えると「銀」と「酸素」に分かれてしまいます。

近年では、抗生物質耐性菌の新たな出現、さらに銀化合物を含む様々な医療機器やナノ材料、日常生活用品における除菌・殺菌や衣服や靴、塗料、創傷被覆材、電化製品、化粧品、プラスチックなどに抗菌作用は使われています。

ナノ粒子銀系無機抗菌剤

ナノ粒子銀系無機抗菌剤

ウルトラAg(UA)
Ag/SigO2・Al2O3で15nm

主な用途

水系塗料、カーテン、インキなど

ウルトラAgUAの電子顕微鏡写真

高安全

公的試験機関による各種安全検証により、高い安全性が証明。

SIAA抗菌加工マーク

SIAAマークは、抗菌製品技術協議会の「安全性と抗菌性能などのガイドライン」に沿って品質管理された製品に表示されるマークであり、情報公開されています。

SEK抗菌認証マーク

(社)繊維評価技術協議会の制定する抗菌認証マーク「SEK」マークです。

ナノ粒子の無機消臭剤・抗菌剤ですので安全性は非常に高く、環境に与える影響が少ない事が各試験機関によって検証されています。
下記は、ポリエステル繊維による検証です。

(UA)濃度 洗濯回数 生菌数 LogC
(生菌数のLog値)
静菌活性值
(抗菌防臭グレード)
静菌活性値 = LogB-LogC
殺菌活性值
(制菌グレード)
殺菌活性値 = LogA-LogC
2.0%owf
1.0%owf
0.5%owf
0回 2.0x102 2.3
9.0×103 4.0
1.0×105 5.0
5.2
3.5
2.5
2.9
1.2
0.2
2.0%owf
1.0%owf
0.5%owf
5回 3.0×102 2.5
1.5×104 4.2
1.9×105 5.3
5.0
3.3
2.2
2.7
1.0

-0.1
効果判定基準 2.2以上で効果あり 0.0以上で効果あり

処理法:PAD (ウレタンバインダー併用) にて加工
洗濯:ワッシャー洗濯5回 (制菌加工特定用途)

増殖値 = LogB - LogA = 2.3 > 1.5 (試験は有効)

植菌数 [A}1.7×105 Log A 5.2
無加工布菌数 [B]3.3×107 Log B 7.5

低添加量で高抗菌活性

ナノ粒子で単位重量あたりの個数は、粉末タイプの消臭剤・抗菌剤 (約1umとして) の約100万倍になります。これにより極小添加物で高い消臭活性及び抗菌活性が得られるのです。

抗菌剤安全性試験一覧

安全性試験 ウルトラUA-(UA) 試験機関
急性毒性試験 (経口マウス) LD50 20ml/kg以上 第598030197-002号 財団法人日本食品分析センター
皮膚一次刺激性試験 (ウサギ米国法) 陰性 第598030197-004号
変異原性試験 (AMESテスト) 陰性 第598030197-001号
皮膚感作性試験 (Maximization法) 陰性 第598030197-005号
培質細胞を用いた
コロニー形成阻害試験
IC50 0.56mg/ml 第598030197-003号
眼刺激性試験 (ウサギ法) 無刺激物 第599080313-002号
急性経皮毒性試験 (ラット法) -
ほ乳類培意細胞を用いる染色体異常試験 -
吸引毒性試験(ラットによる鼻部吸入暴露試験) 5.30mg/L以上 B050732 三菱化学安全科学研究所
小核試験 (遺伝毒性) - 韓国消費科学研究センター
ヒト皮膚に対するバッチテスト 陰性 第12060号-(2) 社团法人日本毛髮科学協会
厚生省公示20号試験 (食品容器安全性) 適合 No.8FA02279 01号 財団法人日本缶詰検査協会
財団法人高分子素材センター

(H17.9.12)

抗菌効果事例 -コート剤-

〇各菌種とUAの抗菌効果

試験菌 試験片 0時間 生菌数
(個/ml)
24時間
生菌数(個/ml)
効果判定基準
抗菌剤なし品との抗菌活性値2.0以上
大腸菌 対照* 5.7x105 2.1×107 -
スーパーAg-L無添加 7.6×105 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり
大腸菌O-157 対照* 7.8×104 4.9×105 -
スーパーAg-L無添加 4.0×105 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり
緑膿菌 対照* 4.2×105 2.2×105 -
スーパーAg-L無添加 1.9×105 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり
黄色ブドウ球菌 対照* 3.7×105 5.2×105 -
スーパーAg-L無添加 3.4×105 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり
MRSA
メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌
対照* 6.7×105 7.1×105 -
スーパーAg-L無添加 3.5×104 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり
VRE
バンコマイシン
耐性腸球菌
対照* 2.3×105 1.8×105 -
スーパーAg-L無添加 1.0×105 -
スーパーAg-L添加 <10 抗菌効果あり

処理法:アクリル系水系内装塗料にUAを1.0wt%添加後、基板に塗布
注)*:試験片に接種したものと同量の菌液をシャーレに分注した。

ケイ素 Silicon

ケイ素は籾穀由来のアモルファス(非結質)なので安全性が高いです。
逆に、シリカは鉱物由来でクリスタル(結晶質)のため、取り扱いや安全性を考慮しなくてはなりません。

京都大学農学研究部との共同研究により、もみ殻の外表面では木質化細胞壁とシリカが精巧なナノレベルの多孔性をもつ複合体を形成していることを明らかにしました。
このケイ素性シリカは、生物との親和性が高く、かつ化学的反応性吸着性に優れています。

もみ殻の外表面で木質化細胞壁とシリカが精巧な名のレベルの多孔性を持つ複合体を形成

高安全

籾殻から抽出した植物性の非結晶型ケイ素は、鉱物由来の結晶型と比較しても
安心、安全で、世界保健機構(WHO)の付属機関である国際がん研究機構IARCでも
認められています。

アマルファスシリカは人体に対し、発がん性を作用させる一方、
結晶型シリカは人体に対し、発がん性を作用させるなど、
製造工程、作業環境の安全性向上にもつながります。

World Health Organization

抗菌性

抗菌性とは殺菌のように菌を殺して減らすのではありません。菌の増殖を抑え菌を減らすことを意味するのです。

虫歯菌の1つ、ミュータンス菌の抗菌試験

シリカ添加で菌の繁殖を抑制 シリカ濃度が高い程、抗菌効果が高い

抗酸化効果

最近では、シリカがアンチエイジングに効果があるとして、
飲料や美容業界でとても注目されています。

消臭効果

日本科学検査協会の試験では、アンモニア、酢酸ガス、イソ吉酸ガスの除去試験
いずれも社団法人繊維評価技術協議会が定める基準値(75%以上減)をクリア